自分の誕生日である12月7日は、
アメリカ時間では、今日…12月8日であり、
「真珠湾攻撃の日」として、
アメリカ人の目が日本人に対して
厳しくなる日です…。
アメリカに行って2年目だったか…
真珠湾攻撃の50周記念の年がありました…。
この日は「日本人に対しての敵意が増すと予想されるので、
極力出歩くなとの張り紙が大学内で掲示された」位で、
テレビを付けると、真珠湾攻撃のフィルムを延々と流し、
日本のテレビでは見た事の無いような、
日本兵の残虐な写真やフィルムをかなり見た…。
正直言ってかなり凹んだ…。
今思うと、その辺りから、
自分の誕生日を祝ってもらうと言うのを避けてる感じがする…。
関係ないって言ってくれる人も多い…。
自分もそう思う…。
そう思うけど、他の人より、
どうしても考えてしまう…。
日本という国は、昔から災害が発生する度に
民度の高い国として世界で評価される。
民度の高さとは、いわゆる道徳の問題だと思うが、
世界的に見ると道徳というモノは、宗教が担う部分で、
無宗教の人…と言うより自分は何教なのか分かっていない
宗教音痴の多い日本では、本来欠ける部分…。
新渡戸稲造は、尊敬される武士が居て、
その武士は儒教などで規律というモノを重んじ、
庶民もそれに準じたと言ってる…。
しかし…。
しかし…。
日本には約2000年の有史があるが、
何だかんだ言葉を選んで綺麗に言っても、
明治の後半から昭和の初期あたりの日本の歴史は、
胸を張って自慢できる時代には感じない…。
アメリカではどうしてもそれを考えてしまう自分の誕生日…
嗚呼それが自分の誕生日…
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