高校三年の時、大分県の強化選手に任命され、
九州大会、全国大会の経験をさせて貰った…。
しかし、九州大会の帰りのバスの中で、
空手そのもの…と言うか…哲学というか、
奥深さというか…悩みに陥る事となる…。
当時の大分舞鶴高校は日本文理大学(NBU)の空手部の
稽古に参加させてもらう事があった…。
当時のNBUの空手部は結構強かった…。
先生が良かったとの話もあるが、
当然、その先生の空手理念を教わる事になる。
空手理念の多さ…それが空手の流派を増やす要因と
自分は考えるが、このことは自分の空手人生の中で、
大きなテーマとなってしまった…。
九州大会…その時は鹿児島での大会だったが、
鹿児島から大分までバスで片道8時間の時代…。
バスの前から怒鳴り声が聞こえた…。
どうやらNBUの監督とG流空手J武館T道場のK宗師範が
喧嘩を始めた様だった…。
きっかけは「空手における拳の握り方」…( ˇ_ˇ; )
本当にこの二人は空手バカ…もとい!
…根っからの空手好き何だなと思った…。
NBUの監督は今の空手はスピード勝負なので、
拳は握らずボクサーがシャドウボクシングする感じの方が
試合には勝てる!と言う理論の方…。
K宗師範は拳を開いて相手にあてるヤツがいるか!
当たる瞬間、力を込めるべきだ!…と言った主張だった…。
はっきり言って両方正しい…。
試合では拳を握らない方がスピードが出てるし
寸止めならば当たる瞬間拳を固めてスピードを落とす必要も無い…。
しかし、あてる前提で考えると間違いなく拳を壊す…
ボクサーが素手で殴ると骨折しやすいというのは
そこらが大きい…。
自分はNBUの練習にも出てて、町道場でK宗師範は
自分の師であるM利師範の一番弟子だから、
二人に挟まれ、あやふやな返送するしか無かった…
あまりにも気まずく、居心地が悪かったので
たまたまバスが自宅の近所を通ると言う事で、
途中で卸してもらって逃げた覚えがある…。
この辺りから、流派の考え方の違いというのを
意識し始め、特に自分の学んでいたG柔流の
初期の練習は組み手、概念などを本で読みあさっていた…。
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